アンノーン - ポケモン育成考察Wiki|第三世代(ルビー・サファイア・エメラルド&ファイアレッド・リーフグリーン)

アンノーン [編集]

No.201 タイプ:エスパー
体重:5.0kg(けたぐりの威力20)
浮遊超単HP攻撃防御特攻特防素早合計
アンノーン487248724848336

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)むし/ゴースト/あく
いまひとつ(1/2)かくとう/エスパー
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

※とくせい「ふゆう」により、じめん無効


元々がコレクション・イベント要員であり、結論から記載すると対戦での運用は下手な進化前のポケモンよりも困難なほど難易度が高い。
しかし、本wikiの「全てのポケモンの考察を載せる」という理念に基づき考察を記載する。

アンノーンで戦う上で最も大きな欠点の1つが、何と言っても覚えられるわざがめざめるパワーしかないこと。
どんな状況下になろうが、どれだけ相性が悪かろうがこのわざを連続で繰り出すしかないため、効果がないポケモンが現れると一方的に行動を許してしまう。
めざめるパワーには追加効果がないためそれに賭けたワンチャンスもなく、変化わざ等の小細工ができないのは言うまでもない。
そしてもう一つの大きな欠点が、能力が低いこと。合計種族値の336という値は進化前であるドガースやヒトデマンにも劣る。
めざめるパワーはエスパータイプで最大威力105になるが、他のエスパータイプはソーナンスを除けば威力135のサイコキネシスを覚えられるので自慢にならない。
加えて打たれ弱く、すばやさもクラブやウリムー以下。トレーナー戦ならまだしも、対戦だと相手からめざめるパワーのタイプが割れれば自由に交代されてしまう。
そのため、せっかく超ばつぐんを狙える機会があっても先に攻撃されたり交代されて無意味に終わる可能性も高い。

今回は後述の通りめざめるパワーのタイプや威力の決まり方が変わったため、比較的能力を気にせずタイプを決められるようになった。また「とくせい」が新たに登場し、無効タイプを得た。
「せいかく」が登場したため、前世代よりもこうげきとくこうを特化させられるようになった。またきそポイントの仕組みが変わり、前世代に比べればだがダメージ自体は与えやすくなっている。
しかしそれは他のポケモンにも言えることであるため、アンノーンの打たれ強さは更に悪化。
エスパーの弱点であるむし・ゴースト・あくタイプの攻撃わざも前世代ではあまり見かけなかったとはいえ、今世代からは徐々に数を増やしている。
タイプによってめざめるパワーの物理特殊が変わるのは今世代まで。技が1つしかないこともあって、物理タイプの場合はこだわりハチマキのデメリットを気にせず、エスパーと同様に1.5倍の威力で繰り出せる。

なお、前世代では個体値によって姿が決まっていたが、今世代でのみ個体値ではなく暗号化定数(性格値)によって姿が決まるようになった。
全ての姿で色違いも存在するため、好きなアンノーンの姿で目当てのめざめるパワーにして戦うこともしやすくなった。
とはいえ、出現するのは『ファイアレッド・リーフグリーン』のみであり、とくせい「シンクロ?」を先頭にして目当てのせいかくのアンノーンの出現率を上げることはできない。
またアンノーンはタマゴグループが「タマゴ未発見」であるため、タマゴ孵化による個体値引き継ぎや『エメラルド』で目当てのせいかくを孵化させることもできない。
特に出現確率が1%しかない「O」「!」「?」でせいかく・個体値・めざめるパワーのタイプと威力・色違い全てで理想のアンノーンの捕獲を狙う場合は、果てしない月日を要することだろう。



特性考察 [編集]

ふゆう
とくせいはこれのみ。しかしエスパータイプで同じとくせいを有するポケモンが他に進化前を除いて6匹もいるので、アンノーンの特権にはならない。
特にアンノーンの編成意義を削いでしまっているのが、ラティオス・ラティアスの存在だろう。
同じく純粋なエスパータイプにもチリーンがおり、アンノーンのめざめるパワーをエスパータイプにして威力70にしてもチリーンのねんりき並のダメージという厳しい現実。
とはいえ、打たれ弱いアンノーンにとって無効タイプが増えるのは嬉しい。

育成考察・めざめるパワーの仕組み [編集]

前述の通り、めざめるパワー(タイプ:ノーマル、威力:30~70、命中:100、追加効果:なし)しか覚えられない。そのせいで、返って他のわざの考慮の必要がない。
しかしめざめるパワーは威力やタイプが変わる性質があるため、これを考えるのがアンノーンで戦う・育成する上での一番の考慮ポイントになる。

個体値 [編集]

前世代では個体値がこうげき・ぼうぎょ・すばやさ・とくしゅの4つしかなく、とくこうととくぼうはとくしゅとして共通の値だった。それぞれの個体値は16段階存在する。
HPの個体値は4つの個体値に連動して個体値が決まり、これも16段階ある。

今世代からはHP・こうげき・ぼうぎょ・とくこう・とくぼう・すばやさと6つそれぞれに個体値が存在し、また個体値の段階が32段階となった。この性質は今世代から現在まで共通することとなる。

めざめるパワーのタイプ [編集]

めざめるパワーのタイプは下表の通りアンノーンの6つの能力の個体値のが関わる。この性質も今世代から現在まで共通することとなる。
前世代では個体値が全16段階で変化が4段階もあった上、個体値次第ではHPの個体値が大きく減少してしまう性質があったため、特定のタイプにしづらい難点があった。
しかし今世代からは個体値が全32段階で、変化が偶数か奇数かの2段階しかない。
あくタイプを選択しない限り全ての個体値を最高にすることはできないのは相変わらずだが、タイプの優劣はかなり縮み、比較的どのタイプも選びやすくなった。
とはいえ、上記通りアンノーンはタマゴグループが「タマゴ未発見」であるためそれができず、野生で出現するのをひたすら捕獲するしかない。
そのため目当てのめざめるパワーを覚えたアンノーンを捕獲する難易度は、並のポケモンより高い。

めざめるパワーのタイプは、下記の(表1)(表2)によって決まる。(表3)も参照。

(表1)6つの能力の個体値が奇数か偶数かによって下記の値を得る。

能力HPこうげきぼうぎょすばやさとくこうとくぼう
個体値奇数+1+2+4+8+16+32
偶数000000

(表2)上記の和×15÷63の結果に応じて以下のタイプになる。小数点以下切り捨て。

0⇒かくとう1⇒ひこう2⇒どく3⇒じめん
4⇒いわ5⇒むし6⇒ゴースト7⇒はがね
8⇒ほのお9⇒みず10⇒くさ11⇒でんき
12⇒エスパー13⇒こおり14⇒ドラゴン15⇒あく

(表3)計算を介さずにもっと手軽にタイプを知りたい場合はこちらを参照。

HP奇偶奇偶奇偶奇偶
こうげき奇奇偶偶奇奇偶偶
ぼうぎょ奇奇奇奇偶偶偶偶
と
く
こ
う
と
く
ぼ
う
す
ば
や
さ
奇奇奇悪竜竜竜竜氷氷氷
奇奇偶氷超超超超電電電
偶奇奇電草草草草草水水
偶奇偶水水炎炎炎炎鋼鋼
奇偶奇鋼鋼霊霊霊霊虫虫
奇偶偶虫虫虫岩岩岩岩地
偶偶奇地地地毒毒毒毒飛
偶偶偶飛飛飛闘闘闘闘闘

この表を見るとわかる通り、前世代とは異なり今世代からは全てのタイプでこうげきの個体値を31にできる組み合わせが存在する。
しかし前世代の物理タイプと比べれば差は小さいものの、くさ・みず・ほのおタイプは特殊タイプでありながらとくこうの個体値を31にすることができない。
特にかくとう・いわ・ほのお・エスパータイプはすばやさの個体値を31にすることができず、対戦ではこれで命運が変わりうる可能性があるので注意したい。

めざめるパワーの威力 [編集]

めざめるパワーの威力は下表の通り。とくぼうの値による威力の増減が特に大きい。
なるべく高い能力・めざめるパワーの威力でタイプを変えたい場合、個体値30か最大の31かで威力最大の70にしながら全てのタイプを決められる。
4で割ったときの余りが2か3になる個体値は具体的に、2・3・6・7・10・11・14・15・18・19・22・23・26・27・30・31。
タイプを維持したまま威力も維持したい場合、1つの能力で個体値は8つしか許されず、更に1つの差が個体値4つ分と差が大きくなるので注意。

(表1)6つの個体値それぞれを4で割り、その余りによって下表の値を得る。その和×40÷63+30がめざめるパワーの威力となる。小数点以下切り捨て。

能力HPこうげきぼうぎょすばやさとくこうとくぼう
個体値÷4
の余り
2,3+1+2+4+8+16+32
0,1000000

(表2)威力からの逆引きを行うならこちらを参照

威力706968676665646362616059585756555453525150
HP2,30,12,30,12,30,12,30,12,30,12,30,12,30,12,30,12,30,12,30,12,30,12,30,12,30,12,30,12,30,12,30,1
こうげき2,32,30,10,12,32,30,10,12,32,30,10,12,32,30,10,12,32,30,10,12,32,30,10,12,32,30,10,12,32,30,10,1
ぼうぎょ2,32,32,32,30,10,10,10,12,32,32,32,30,10,10,10,12,32,32,32,30,10,10,10,12,32,32,32,30,10,10,10,1
すばやさ2,32,32,32,32,32,32,32,30,10,10,10,10,10,10,10,12,32,32,32,32,32,32,32,30,10,10,10,10,10,10,10,1
とくこう2,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,30,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,1
とくぼう2,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,3
威力4948474645444342414039383736353433323130
HP2,30,12,30,12,30,12,30,12,30,12,30,12,30,12,30,12,30,12,30,12,30,12,30,12,30,12,30,12,30,12,30,1
こうげき2,32,30,10,12,32,30,10,12,32,30,10,12,32,30,10,12,32,30,10,12,32,30,10,12,32,30,10,12,32,30,10,1
ぼうぎょ2,32,32,32,30,10,10,10,12,32,32,32,30,10,10,10,12,32,32,32,30,10,10,10,12,32,32,32,30,10,10,10,1
すばやさ2,32,32,32,32,32,32,32,30,10,10,10,10,10,10,10,12,32,32,32,32,32,32,32,30,10,10,10,10,10,10,10,1
とくこう2,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,32,30,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,1
とくぼう0,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,1

めざめるパワーのタイプ考察 [編集]

エスパータイプだと自分のタイプとして1.5倍になるものの、上記通りダメージはチリーンのねんりき程度。
それなら他のエスパーポケモンでサイコキネシスを繰り出し他のわざも織り交ぜる方がよっぽど強力である。
他のタイプから特に超ばつぐんのものを選択することになるが、特殊タイプだととくせいが同じで当然めざめるパワーを覚えられるチリーンの完全下位互換になってしまう。
また上記通りこだわりハチマキがあるため物理タイプの場合はエスパーと同じ1.5倍になるのに対し、特殊わざの威力を上げるこだわりメガネはまだ存在しない。
チリーンよりもこうげきが高いという差別化ができる点に注目するなら、特にアンノーンで戦う前提になっているでもない限り基本的に物理タイプを選ぶべきだろう。

タイプ考察
炎「ひざしがつよい」と強化できる。ハッサム・フォレトスに。
ただしとくこう・すばやさ共に最高個体値30。
水「あめ」だと強化できる。ガラガラ・サイドンに。
「ふゆう」を活かせる。ただしとくこうの最高個体値30。
電ギャラドスに有効だが、りゅうのまいを繰り出されると敵わない。
草水/岩、岩/地の他、今世代で増えた水/地に有効。ただし相性が悪い相手が多く、とくこうの最高個体値30。
氷「ふゆう」を活かせる他、今世代からはボーマンダやフライゴン等有効な相手が増えた。
闘ばつぐんが多くバンギラス・ハピナス等に有効。ただしすばやさの最高個体値30。
毒超ばつぐんなし。対くさタイプでもほのお・こおり・ひこう・むしに弱いポケモンが多い。
地ばつぐんが多いが超ばつぐんはレアコイル・マグカルゴくらい。ボスゴドラは一撃で倒せない。
飛ヘラクロス・キノガッサに有効。かくとう耐性を活かせる。
超常に威力が1.5倍になるも、上記通り他のエスパーに及ばない。
虫ナッシー・ダーテングに有効だが相性が悪い相手が多い。エスパー耐性を活かせる。
岩リザードン・デリバード等に有効。
霊エスパー耐性を活かせるが超ばつぐんなし。
竜キングドラやカイリューでもダメージは最大HPの半分以下で良くて半分。
悪個体値最高。また無効タイプなしで最低倍率1/2。
とはいえゴーストと同様に超ばつぐんなし。一応キリンリキにもばつぐん。
鋼超ばつぐんなし。プテラ・フリーザー以外はかくとうの方が相性では優秀。

型考察 [編集]


対アンノーン [編集]

注意すべき点
めざめるパワーはノーマル以外あらゆるタイプになるため、どんなタイプで攻めてくるかわからない。
タイプによって分類も変わるため、ぼうぎょととくぼうのどちらかが低いポケモンだと思わぬダメージを受けるかもしれない。
超ばつぐんだと中々のダメージになり、上手いプレイヤーだと交代先のポケモンを読んで繰り出してくる。
物理わざだとこだわりハチマキでダメージを底上げする可能性も。
対策方法
わざがめざめるパワーだけ・能力値が低いのが、とにかく弱い。
わざが1つしかないので、わざさえ割れれば弱点でないポケモンに入れ替えれば安心して戦える。
わざが割れていない状態でも、超ばつぐんがなくぼうぎょとくぼうが極端に低くないポケモンに入れ替えれば、弱点であっても大したダメージにならない。

余談だが、アンノーンに関わらずめざめるパワーに対するカウンター、ミラーコートについては、技自体の元タイプが全て物理扱いであるノーマルの為、
例えばこおり等の特殊攻撃扱いになる場合でもミラーコートではなく、カウンターでのみ反射できる仕様を覚えておくと良い。

外部リンク [編集]